介護保険と障害者総合支援法という壁
日本では0歳~64歳までに、日常生活に支障がある障害を持つと「障害者総合支援法」という政策により支援を受けることができます。
65歳以上になれば「介護保険法」が適用され、これまた政策により支援を受けることができるようになります。
この政策は、それぞれに成り立ちが違い、考え方・性格が違うため、64歳まで受けていた形での支援が65歳で介護保険適用になると同じ形で受けれないといったこともあります。
そこで働く人々も一緒で、「障害分野」と「高齢福祉」分野に分かれており、「障害分野の人だから」とか「高齢福祉分野の人だから」といって、中々交流しづらいのが現状だったりします。
いや、そもそも人が障害を持ち、必要な個所を支援するのに「障害」とか「高齢」とかって関係なくないか?
と個人的には思っております。
目に見えない縦割り行政的な考え方が、バリアフリーを叫んでいる自分たちにもあるってことを捉えて、壁を取っ払って活動していきたいですよね。
法整備に壁があるなら、その乗り越え方をそれぞれで話し合うことで解決策はきっと出てきます。
そういった取り組みをどんどん行っていきたいですね。
ではでは。
介護福祉士の「イメージが悪い」は本当?
「介護福祉士」を養成する全国の大学や専門学校などで2016年度、定員に対する入学者の割合が約46%だったそうです。
定員割れは、データのある06年度以降11年連続で、50%を割り込んだのは2度目だそうで、
2008年には50%を割り込んだ際に、
- 低賃金やそれに見合わない重労働というイメージ
- 介護職の現場が労働環境として厳しいという認識
- 高校の指導現場で、進路に選択しないよう教師が勧めている。
と言われていたようです。
今年の記事を見てみると、結局は10年経っても変わっていない様子。
介護の仕事は「専門職」と呼ばれますが、専門職には2つあるんですよね。
専門職は主に下記の2つ分かれます。
続きを読むケアクリエイターと名乗るワケ
はじめまして。
私は自分の事をケアクリエイターと自称しております。
よく「なんだかわからん」と言われますね。
別にそれでいいんです。
よく「アーティスト」だの「クリエイター」だの「マネージャー」だの結局何してんの?ってのが多いわけですからね。
主には「福祉」や「介護」と呼ばれる職種に属してます。
こういった人たちは「〇〇ワーカー」と呼ばれることが多いです。
「ワーカー」って「働きかける」って意味合いのほかに「労働者」って意味もあり、「ケアワーカー」なんて言ったら、「介護の労働者」って見えることもあるんですね。
捉え方は様々なんでしょうが、私は介護を「創造的(クリエイティブ)」なもんだと思ってるんです。
仕事しててもね、「仕事は創るもんだ」なんて考えちゃうんですよ。
介護って生活や人生を支えるものなんで、「生活や人生はその人の創り出した芸術だ」って考えれば、対象者の方と一緒に人生を創る仕事だと思うんです。
高齢者の場合だと、人生の最期の一瞬しか関われないけれど、その最後の一瞬が輝く光を放ったらいいよねって思います。
その光を一緒に創れたら最高ですよね。
生活や人生を一緒に創るクリエイターが「ケアクリエイター」だと思ってます。
なので私は「ケアクリエイター」と名乗っております。
孔子の
「名正しからざれば則ち言順わず」
に倣い、名前・言葉は大切だと思うのです。
一人の生活や人生が輝けば、周りも照らされますよね。
そうやって個の輝きが集まって地域が輝くんだと思います。
そんな人や社会を創るケアクリエイターとして、日記を書いていこうと思います。
お暇があればのぞいてやってくださいね。