認知症に優しいまちづくり実行委員会という任意団体の代表をしているのですが、その取り組みの中でアドバンス・ケア・プランニング(ACP:愛称「人生会議」)と「もしバナカード」の普及啓発活動を行っている。「認知症に優しいまちづくりになぜもしバナなの…
ACP(アドバンス・ケア・プランニング)の概念理解の普及啓発がなぜ必要かと言うと、右下の支援困難パターンに陥ると、本人が望む人生を送る事が出来ない可能性が高く、支援側も手が出しにくい状況に陥りやすくなる。 また、右側中段の多職種連携においても…
厚生労働省や国立長寿医療研究センターが推進しているアドバンス・ケア・プランニング(ACP)がにわかに注目を浴びている。中身を見てみると、在宅支援を行っている医療介護職からすれば「今更こんなこと?」と言われる内容であったりする。病院等医療は ①「…
介護福祉士の専門学校の初日の自己紹介の時、「世界一の介護福祉士になる!」と啖呵を切ったのを今でも覚えている。 高校の部活の横断幕が「目指せ!日本一の桃太郎」だったので、「あそこで鍛えられたんなら、どうせなら世界一とでも言っておけ。」といった…
仕事で数字をみる事は大切な事なんだけれど、数字を追うってのは余りよろしくない。 数字は「圧縮言語」なので、その数字の意味を理解しないままにその数字を追ってしまうと、求めていたものと違う結果になったりもする。私はよく「認知症カフェやらないの?…
人材の質が2000年の規制緩和にあるって話をきいて、思った事。 gendai.ismedia.jp 「国のせいにしているのナンセンス。」 人口減少なんて昔から分かっていた課題で、人材不足になる事なんて目に見えていた。 今の状況は、措置時代からの怠慢経営をし、集金(…
「最近の子は何を考えているかわからない」 なーんて言葉よく聞きませんか? 恥ずかしいのか、気取っているのか、カッコつけているのか…? 自分を装い「本当の自分」や「ありのままの感情」を表出する事が苦手な子が若い子に多いのは事実だと思います。 何故…
愛知県立大学の藤原智也准教授のお誘いで、名古屋市内で開催された美術科教育学会主催の「美術教育シンポジウムin名古屋」へ参加してきました。 シンポジウムのテーマは「アートを通した子どもの学びと地域社会との関わり~コミュニティデザインの視点から構…
こんな経験ないですか? 「あなたの言っている事はとても正しい。正しいのはわかるんだけど、私は嫌。」 そう、いかに構造的な問題を論理的かつ信頼性のある言葉で並べ立てても、 「頭ではわかっている」のだけれども「拒否してしまう」何て経験をされる方多…
介護のお仕事をしていると、あちこちでこんな声が良く聞こえます。 「人がたりない」 介護人材確保が国レベルで議論されている訳ですが、国家の試算では2020年代初頭までに追加的に25万人の介護人材の確保が必要だと考えているようで、このままでは2025年に…
介護の仕事をクリエイティブなものと捉えていると、働き方にも変化が見られるようになります。 思考が行動を変えていくんですね。 そういった体験をして頂きたいと考え、現在、理解ある方々とクリエイティブケア研究会なるものを主宰させて頂いており、2013…
介護はクリエイティブなお仕事だと思っているわけですが、 「なんで?」と言われれば、「文化依存度の高い領域のお仕事だから」と考えております。そう、まさしく「アート」なお仕事ともいえます。 ネット環境の整備やICTソリューション開発などで、情報共有…
突然ですが、 昔話の「桃太郎」の話を知ってますか? まぁ、知らない人を見つけるのが難しいぐらいですね。 川から桃が流れてきて~ とか、 犬、猿、雉の三匹の動物を従えて鬼退治~ とか、話の大筋も知らない人はいないと思います。 しかし、自分の知ってい…
「介護の仕事は素晴らしいんだ!」 って言われても、正直わかんないですよね。 結局は最初の入り口のイメージが大切と前回書きました。 「高齢社会」と言えば、「問題」として捉える人が多く、これから年を重ねられる人達にとっても不安を持ちやすい社会情勢…
介護のお仕事って人材不足なんです。 人はいるんですよ。(いない所もあるけれど) 給料が低いって言われているんですよね。この問題は様々な所で検証されてますから、今更感があるのですが、簡単に言えば、 報酬単価が低い 適切な経営が出来ていない。(経…
いきなりですが質問です。 仕事に魅力や充実感を得る時ってどんなときなんでしょう?
地域包括ケアは病院や介護福祉施設の拡大版であり、逆に言えば、病院・介護福祉施設は地域包括ケアを凝縮した場所であるといえます。 前の記事でお伝えした内容で、医療保険から介護保険が生まれた経緯を簡単にお伝えしました。
以前の記事にも書きましたが、地域包括ケアとは病院や介護施設のシステムをそのまま地域まで広げたイメージだとお伝えしました。 地域包括ケアは、1970年代に広島県尾道市にある「公立みつぎ総合病院」(当時は「御調国保病院」)の山口院長が在宅医療を始め…
日本では0歳~64歳までに、日常生活に支障がある障害を持つと「障害者総合支援法」という政策により支援を受けることができます。 65歳以上になれば「介護保険法」が適用され、これまた政策により支援を受けることができるようになります。 この政策は、それ…
「介護福祉士」を養成する全国の大学や専門学校などで2016年度、定員に対する入学者の割合が約46%だったそうです。 定員割れは、データのある06年度以降11年連続で、50%を割り込んだのは2度目だそうで、 2008年には50%を割り込んだ際に、 低…
医療や介護福祉業界ではよく話題に上がる「地域包括ケア」という言葉。 厚生労働省からの通達で各市町村は、現在この「地域包括ケア」なるものの「仕組みづくり」に躍起になっている。 それがいわゆる「地域包括ケアシステム」と言われるものだ。 様々な所で…
はじめまして。 私は自分の事をケアクリエイターと自称しております。 よく「なんだかわからん」と言われますね。 別にそれでいいんです。 よく「アーティスト」だの「クリエイター」だの「マネージャー」だの結局何してんの?ってのが多いわけですからね。 …