イメージ戦略としてのファッションショー
「介護の仕事は素晴らしいんだ!」
って言われても、正直わかんないですよね。
結局は最初の入り口のイメージが大切と前回書きました。
「高齢社会」と言えば、「問題」として捉える人が多く、これから年を重ねられる人達にとっても不安を持ちやすい社会情勢。
年を重ねても、いつまでも「キレイ」で「格好良く」をファッションからイメージとして持って頂く事で、介護予防の意識も高まり、高齢社会に対するイメージも変化させる事ができる。
福祉で活躍する人達にもスポットを当て、福祉に対するイメージを変える事で、これからの高齢社会に対するイメージをよりよいものに変えていく。
という魅せ方・伝え方を変えてみようと取り組んだのが「ファッションショー」という方法なんです。
ネガティブな所に人は集まりません。
イメージを届けるには輝く部分を魅せる必要があるんですよね。
ファッションショーを開催することで、これからの介護福祉や高齢化に向けたネガティブイメージを払拭し、
- いつまでも「いきいきと人生を過ごす」イメージを持って頂くことによる介護予防効果。
- 福祉業界に対するイメージ変化による介護人材の確保
- 一般企業と福祉とのコラボレーション促進による社会発展
のPR効果が望めます。
こう言った元気な方から、
介護を必要とされる方や介護士さんも同じショーで魅せていく。
バリアフリーのイメージを自然とお伝えすることにつながります。
実際にショーを見られた方々からは、
「私も来年でたい!」といった元気なシニア層から、要介護状態の方で「勇気をもらった」私もあの舞台に立てるよう頑張ります」とリハビリを熱心にされるようになった事例が出ております。
嬉しい事に、出演者の今回の事例があいち介護サービス大賞にもノミネートされました。
介護なんて気にもしなかった若者でも、ショーに関わると、
感動で思わずもらい泣き。
日常生活を支えた末に、こういった場で輝かれる姿を見て、介護スタッフだけでなくその他利用者や関わった学生からも感動の声が聞かれました。
この企画委は高校生から専門学校までのたくさんの方にご協力をいただくことで若者に対してのPR効果にもつながりました。
伝え方を変えるともっともっと、様々な方に魅力を伝えられますね。
イメージ戦略の一つです。
ではでは♪